世界大百科事典(旧版)内のproeisphoraの言及
【エイスフォラ】より
…徴収が確認できるのは前428年から。前378年には徴収機構の改革が行われ,納税義務者はシュンモリアsymmoriaと呼ばれた納税団体に分けられ,またそのうちとくに300人の最富裕者には緊急の場合,税の一括前納(プロエイスフォラproeisphora)が義務づけられることによって徴収の迅速・円滑化が図られた。税率は普通,申告された財産額の1%ほどであったが,前納の場合には財産総額の1/3という高率であった。…
※「proeisphora」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」