世界大百科事典(旧版)内のproglottideの言及
【ジョウチュウ(条虫)】より
…人体寄生のものは,成虫が通常ヒトの腸管内に寄生して,腹痛や下痢,栄養障害などを起こす。これらはすべて多節ジョウチュウで,1個の頭節scolexと数個ないし数千個の片節(体節)proglottideとからなり,全長10mに達するものがある。それらのあるものは真田紐(さなだひも)に似ているところから,この紐が一般に使用されるようになった江戸時代ころから,ジョウチュウはサナダムシと呼ばれるようになったという。…
※「proglottide」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」