世界大百科事典(旧版)内のQusṭāb.Lūqāの言及
【ディオファントス】より
…もともとは13巻構成であったと思われるが,ギリシア語原典が残存しているのは初めの6巻のみである。クスター・ブン・ルーカーQusṭā b.Lūqāによる第6,7巻のアラビア語訳写本が発見され,刊行されている(1982)。ディオファントスは《数論》の中で,代数方程式,不等式のさまざまな決定・不定問題を扱い,ギリシアの数論的問題の巧妙な解法を開陳している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」