世界大百科事典(旧版)内のReichskanzlerの言及
【ドイツ帝国】より
…邦の中で人口,面積ともに全ドイツのほぼ3分の2を占めるプロイセンが圧倒的優位を占め,プロイセン王はドイツ皇帝をも兼ね,国家元首として外国と条約を結び,和戦を決定し,帝国官吏,陸海軍人を任免した。最初にビスマルクが就任した帝国宰相Reichskanzlerは帝国行政の最高責任者で,彼のもとに各省長官がおかれた。しかし帝国宰相はたいていプロイセン首相を兼ね,帝国の行政もプロイセン行政に依存するところが多かった。…
※「Reichskanzler」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」