世界大百科事典(旧版)内のriderの言及
【てんびん(天秤)】より
…支点と力点,支点と重点の距離(腕の長さ)は厳密には等しくないので,1×10-4よりよい精度の測定には,左右の配置を入れかえた2回の測定の平均値をとる二重秤量法,同じ皿上で物体と分銅とを置換し,同じ腕を共用する置換秤量法を用い腕の長さの狂い(比の狂い)による誤差を消去する。微小な質量の加減はライダーriderと称する線状の補助分銅をライダーざお上で移動して行い,わずかな零点と静止点との差は感度の逆数を乗じ質量差に変換する。 手動てんびんの秤量は0.1g~1000kg程度,感量は秤量の1/104~1/106で,精密さ,使用目的に応じて次のように分類される。…
※「rider」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」