世界大百科事典(旧版)内のsanderの言及
【アウトウォッシュ・プレーン】より
…氷河末端から流れだす網状の流路をもつ水流によって形成された扇状地状の平野地形。主として英語圏で用いられる用語で,アイスランドではサンダーsanderと呼ばれ,ヨーロッパではサンダーまたはザンドルが一般名称となっている。氷河の縁には巨大な堤防状のモレーン(堆石)列が形成され,アウトウォッシュ・プレーンはその外側に発達する。…
【氷河地形】より
…融氷水流には礫の多い物質が大量に供給されるため,流路は網状となり広い氾濫原が形成される。山間盆地内に形成されたものはバレー・トレーンvalley train,広い平野部に形成されたものはアウトウォッシュ・プレーン(アイスランドでサンダーsander)と呼ばれる。大陸氷河や山麓氷河の場合には一つの氷舌にいくつかの融氷水流の出口があり,合流扇状地状のアウトウォッシュ・プレーンが形成される。…
【木工機械】より
…旋盤による製品は円形断面を示すが,ならい旋盤は銃床や靴の木型などの製造に用いられる。
[サンダーsander]
研磨紙(紙やすり,サンドペーパー)により主として工作物の表面仕上げを目的とする研削加工を行う機械。細長い研磨紙の両端を接合したループ状のベルトを,水平にかつ平行に配置した2個以上のプーリーに掛けて駆動し,テーブル上の工作物をベルトの水平面で研削するものをベルトサンダーといい,その際ベルトの内側でパッドを左右に往復させながら外側にある工作物を加圧,研削する。…
※「sander」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」