世界大百科事典(旧版)内のSierpiński,W.の言及
【数学基礎論】より
…ブローエルが提唱した立場は直観主義と呼ばれ,この立場では排中律は一般には成り立たないものとされる。ススリンM.J.Souslinによる解析集合(ボレル集合の拡張)の発見(1917)を端緒として,ルージンN.N.LuzinやシェルピンスキW.Sierpińskiらが精力的に解析集合論,一般に記述集合論と呼ばれる分野の研究に着手したのもこの時代である。彼らも明確に解析学の基礎づけをその視野の中に入れていた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」