世界大百科事典(旧版)内のsociabilitéの言及
【社交】より
…たとえば,社会学者のG.ジンメルは,諸個人間の相互作用によって集団や社会が生成される過程,すなわち社会形成過程(社会化Vergesellschaftung)に関して,その形式における純粋型を想定し,それに〈社交性Geselligkeit〉という概念を当てた。またG.ギュルビッチは,社会的現実を構成する要素として,〈社交性sociabilité〉,すなわち社会的交渉形態を考えた。社交とは,社会を成り立たせる必須の要因であるが,必ずしも実利的な目標が追求されるわけでもなければ,またゆゆしき問題として事が始められるわけでもない。…
※「sociabilité」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」