世界大百科事典(旧版)内のsoleaの言及
【蹄鉄】より
…その契機となったのは,まずあぶみ(当然,鞍(くら)の使用を前提とする),次いで蹄鉄の使用,最後に繫駕法(けいがほう)の改良である。ローマ時代,馬に履物をはかせひもで足に結びつけるソレアsoleaは知られていたが,これは儀式用の装飾,あるいはひづめを痛めた場合の治療用であって,鉄釘で直接打ちつける蹄鉄とは異なる。あぶみも蹄鉄もゲルマンの民族移動とそれに続く時期に,遊牧民族との接触ないし戦闘を通じて東方から伝来した。…
※「solea」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」