世界大百科事典(旧版)内のstipuleの言及
【葉】より
…コシダ類の葉は叉(さ)状に分岐する軸と,そのうちのいくつかの部分の欠落と,羽状に分岐する小葉との組合せで,さまざまな型の構成を種や変種の差によって示している。被子植物の葉には葉柄の基部近くに托葉stipuleをつけるものがある。 葉から変態してつくられた相同器官には,サボテンのとげ,エンドウなどの巻きひげ,ウツボカズラの漏斗状の補虫器官などいろいろの例があげられるが,最も顕著なものとしては,花被片をはじめとする花を構成する要素への変態があげられる(図3)。…
※「stipule」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」