世界大百科事典(旧版)内のSwāmīHaridāsの言及
【ターン・セン】より
…イスラム教徒間の尊称である〈ミーヤーン〉の名が与えられて,ミーヤーン・ターン・センと呼ばれ,またアクバル皇帝の寵臣の意味をもつ〈九つの宝〉の一つに数えられて,宮廷音楽家として活躍した。師匠は,ヒンドゥー教の聖者としてあがめられた音楽家スワーミー・ハリダースSwāmī Haridāsであり,師弟ともに伝説的な逸話が多い。ターン・センによって作られたラーガは尊称をもって〈ミーヤーンキ・マルハル〉と呼ばれ,また,代表的な声楽形式の一つであるドルパドの歌い手としても有名であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」