世界大百科事典(旧版)内のswallowtailの言及
【アゲハチョウ(揚羽蝶)】より
…草原性のものは少なく,多くは森林性である。日本には主として後翅に尾のある真正アゲハ類(英名swallow tail)11種(アゲハチョウ,キアゲハ(イラスト),オナシアゲハ,カラスアゲハ(イラスト),オキナワカラスアゲハ,ミヤマカラスアゲハ,クロアゲハ,オナガアゲハ,モンキアゲハ,シロオビアゲハ,ナガサキアゲハ),アオスジアゲハ類2種(アオスジアゲハ,ミカドアゲハ),ジャコウアゲハ類2種(ジャコウアゲハ,ベニモンアゲハ)の計15種が分布している。 この日本に21種が分布するのはヨーロッパ全域の11種と比べれば多いといえる。…
【キアゲハ】より
…夏に成虫の見られないニンジン畑にも秋には多くの幼虫が発見される場合も多く,季節により発生地が,平地と亜高山帯の間を移動していると思われる。イギリスにはアゲハチョウ科では本種だけが分布し,その名swallowtailは,大型有尾のアゲハ類の代表名となっている。【高倉 忠博】。…
※「swallowtail」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」