世界大百科事典(旧版)内のTaraxacumの言及
【タンポポ】より
…人里の路傍,土手,芝地などに生育するキク科の多年草(イラスト)。東北地方南部から北九州に分布する。近年都市化につれて減少し,逆に増加した帰化種のセイヨウタンポポとともに,環境指標植物として注目されている。二倍体(2n=16)。その生活形は一生,ロゼット形をとる。葉はすべて根生し,多型的でさまざまな形に羽状に切れ込む。切ると乳液が出る。4~5月ころ,黄色の大きな頭花が花茎に単生し,朝開き夕方閉じる。小花は両性の舌状花のみ。…
※「Taraxacum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」