関東蒲公英(読み)カントウタンポポ

デジタル大辞泉 「関東蒲公英」の意味・読み・例文・類語

かんとう‐たんぽぽ〔クワントウ‐〕【関東蒲英】

キク科タンポポ属の多年草関東地方から中部地方東部に分布する、日本在来のタンポポ外側総苞片そうほうへんは直立し、長さは内側の総苞片の約半分で、先端に角状突起がある。花期は3~5月

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動植物名よみかた辞典 普及版 「関東蒲公英」の解説

関東蒲公英 (カントウタンポポ)

学名Taraxacum platycarpum
植物。キク科の多年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の関東蒲公英の言及

【タンポポ】より

…甲信越地方の個体群をシナノタンポポといい,頭花はひじょうに大きく(平均小花数160),外総苞片は広卵形で,角状突起はないものが多い。これら三つの変種に挟まれた地域には中間形がみられ,関東地方のカントウタンポポもその一つである。 タンポポ属Taraxacum(英名dandelion)は北半球を中心に,温帯から寒帯に広く分布し,約2000種に細分されるが,検討を要する。…

※「関東蒲公英」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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