世界大百科事典(旧版)内のTarentumの言及
【ターラント】より
…その発展は著しく,南イタリアで最も重要なギリシア植民都市となった。前280年にローマに征服されタレントゥムTarentumと呼ばれたが,ギリシア語やその文化は長い間保たれた。ローマ帝国崩壊後は蛮族の侵入を被り,ランゴバルド族とビザンティン帝国の争いの的となり,その後,アラブ,ノルマンと次々と支配者が交替し,15世紀にアラゴン王家のフェルディナンドによってナポリ王国に統合されたが,しだいに停滞に陥った。…
※「Tarentum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」