Tasa(その他表記)Tasa

世界大百科事典(旧版)内のTasaの言及

【エジプト】より


[原始農耕文化]
 沖積世に入ると乾燥化はいっそう進んでサハラは砂漠となり,ナイル流域の自然条件はほぼ現在に近づく。西アジア起源の農耕が伝わり,デルタ西縁のメリムデ・バニー・サラーマMerimde Banī Salāma(メリムデ遺跡),ファイユーム(ファイユームA文化),中エジプトのターサTasa(ターサーTāsā)にエジプト最古の農耕遺跡がみられる。これらの遺跡の時代・性格など未解決の部分が多いが,今のところ前5000年ころに始まり,前5千年紀を通じて存続した新石器文化とされている。…

※「Tasa」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android