世界大百科事典(旧版)内のtoasterの言及
【トースター】より
…パンをトーストにするための道具。欧米では,ストーブの上に置くラック式に代わって,1900年ころから電熱式が使われるようになった。日本には,21年にドイツから輸入されたのが最初で,30年には国産も開始された。初期のものは,中央の発熱体の両側にパンを置いて片面ずつ焼くもので,ターンオーバー型と称された。操作が簡単で,餅も焼けると重宝がられたが,パンを反転する手間を要した。アメリカでは,すでに1926年から,ポップアップ型やウォーキング型が製造されていたが,国内生産が始まったのは55年であった。…
※「toaster」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」