世界大百科事典(旧版)内のtonerの言及
【電子写真】より
… 静電潜像は着色微粉末によって現像されるが,現像方法には,2成分現像方式,1成分現像方式,液体現像方式(絶縁性液体中に超微粉末を分散させたもの)などがある。2成分現像方式では,着色微粉末(トナーtoner。着色剤としておもにカーボンブラックが添加された直径8~15μmの樹脂粉末)と,これに摩擦帯電により所望の静電荷を与えるキャリアcarrier(表面を樹脂などで被覆された直径20~500μmの金属球または磁性体球)を混合した現像剤が静電潜像に接触し,トナーのみが付着する(カスケード現像法,磁気ブラシ現像法などがある)。…
※「toner」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」