世界大百科事典(旧版)内のVivāhaの言及
【サンスカーラ】より
…〈浄法〉に関する規定は広義のベーダ聖典に属するダルマ・スートラDharma‐sūtra,グリヒヤ・スートラGṛhya‐sūtraなどに見いだされるが,その数や種類は各文献の時代や学派によって一定しない。一般的に行われていた主要な儀式としては,授胎式(ガルバーダーナGarbhādhāna)から結婚式(ビバーハVivāha)にいたる12種のものが挙げられ,このうちのいくつかは,今日もなおヒンドゥー教徒の間で実践されている。【吉岡 司郎】。…
【占星術】より
…このほか,ある特定の行為を開始する際に吉凶を占う〈ムフールタmuhūrta〉と呼ばれるジャンルも成立した。さらに占われるべき対象を専門化した〈ヤートラyātra〉(軍事行動に関する占い)や〈ビバーハvivāha〉(結婚に関する占い)のような文献群もある。また12~13世紀以後にはイスラム系の占星術が伝えられ〈タージカtājika〉と呼ばれている。…
※「Vivāha」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」