世界大百科事典(旧版)内のwhoopの言及
【百日咳】より
…百日咳菌によって起こる急性の呼吸器伝染病で,届出伝染病の一つ。一度かかると終生免疫をうるといわれる。百日咳菌Bordetella pertussisは1906年ボルデーJ.BordetとジャングーO.Gengouによって患者から分離された小杆菌(1.0~1.5μm×0.3~0.5μm)で,グラム陰性。病原菌の侵入は飛沫感染,すなわち患者の咳をあびることによる。潜伏期は7~14日。発症してから1~2週間は咳,2~3日間の軽度の発熱や鼻汁など,一般の感冒のような症状であるが,熱のないことが多い(カタル期)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」