…もち米を蒸して搗いた餅の分布地域に注目すると,中国や朝鮮半島では日本の餅に類似した製品の主流は,米や米以外の穀物や豆の粉で作った餅であるが,その朝鮮半島でも蒸した米を搗いて作った餅があり,台湾,華南,西南中国からインドシナ半島,ミャンマーにかけての少数民族の間にも点々と見られるという。しかも,これらの地方の餅搗きには日本式の横杵(よこぎね)は見られず,すべて竪杵(たてぎね)か足踏み式の唐臼(からうす)である。日本では古い社寺の餅搗き行事や通過儀礼などのおりには竪杵を用いることが多く,家単位の餅搗きには横杵か唐臼を用いる傾向があるところからみて,竪杵は古い用法を示すものといえる。…
※「餅搗き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...