五台山

中日辞典 第3版の解説

五台山
Wǔtái Shān

<中国の世界遺産(文化遺産)>五台山(登録:2009)

山西省忻州市の五台県にある霊山.名は五つの峰が地区全体を囲んでいることに由来し,最も高い北台(葉頭峰)は海抜3058m.文殊菩薩の道場があったとされる聖山で,平安時代や鎌倉時代には,日本からも僧侶が多数訪れている.仏教寺院の数は現存のものだけで47カ所に上り,なかでも菩薩頂と呼ばれる寺院は,漢伝仏教とチベット仏教の共通の聖地となっている.このほか,有名な寺院には南山寺,顕通寺,塔院寺などがある.[多田麻美]

五台山
山西
Wǔtái Shān

<中国の地名>五台山.中国仏教四大名山の一つ.主峰は葉斗峰(3058m).文殊菩薩の住む所といわれる.南禅寺・仏光寺などが有名.☞[付録]中国の世界遺産(五台山

出典 中日辞典 第3版中日辞典 第3版について 情報 | 凡例

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