ぐなぐな(読み)グナグナ

デジタル大辞泉 「ぐなぐな」の意味・読み・例文・類語

ぐな‐ぐな

[副]非常に柔らかで、しっかりしていないさま。ぐにゃぐにゃ。
身体は―、眼ばかりえて」〈紅葉・二人女房〉
[類語]なえなえへろへろへたへたよれよれしなしななよなよなよやかぐにゃぐにゃへなへなふにゃふにゃぶよぶよくにゃくにゃぐにゃっとくにゃっとくなくなぐにゃりぐんにゃりぐんなりしなやかふかふかふわふわふわっとふわりふんわりふっくらふくふくぷくぷくぷよぷよぷにぷにしんなり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぐなぐな」の意味・読み・例文・類語

ぐな‐ぐな

[1] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) 柔軟で手ごたえのないさま、また、力が抜けてしっかりしていないさまを表わす語。ぐにゃぐにゃ。
※玉塵抄(1563)一五「志操がこわうぐなぐなとせいで」
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上「身体(からだ)はぐなぐな、眼ばかり据ゑて」
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。

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