ふかふか(読み)フカフカ

デジタル大辞泉 「ふかふか」の意味・読み・例文・類語

ふか‐ふか

[副](スル)
柔らかくふっくらしているさま。「ふかふか(と)した布団
よく考えないで物事をするさま。うかうか。
「―と御夫婦になした」〈伎・壬生大念仏
[形動]1に同じ。「ふかふかなスポンジケーキ」
アクセントカフカ、はフカフカ
[類語]ふわふわふわっとふわりふんわりふっくらふくふくぷくぷくぷよぷよぷにぷにふにゃふにゃなえなえへろへろへたへたよれよれしなしななよなよなよやかぐにゃぐにゃへなへなぶよぶよくにゃくにゃぐにゃっとくにゃっとくなくなぐなぐなぐにゃりぐんにゃりぐんなりしなやかしんなりぷるんぷるぷるぷりぷりしこしこ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ふかふか」の意味・読み・例文・類語

ふか‐ふか

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① (「ふかぶか」とも) 何の思慮もなく迂闊(うかつ)なさまを表わす語。うかうか。
※浄瑠璃・百日曾我(1700頃)二「時宗にたらされてお預りの大事囚人(めしうど)ふかふかと渡さるるは」
② 布団などが柔らかくふくらんでいるさま、ふっくらと柔らかな感じであるさまを表わす語。
※中華若木詩抄(1520頃)中「梅花の落てふかふかと地上にたまるを見て」
③ 物が浮いたり、漂ったりするさま、また、タバコをゆっくりふかすさまを表わす語。
※二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上「ふかふか煙草ばかり燻らして居たが」
[2] 〘形動〙 (一)②に同じ。「ふかふかのふとん

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