宿縁（読み）シュクエン

デジタル大辞泉

しゅく‐えん【宿縁】

仏語。前世からの因縁。宿世すくせの縁。宿因。すくえん。
[類語]因縁・契り・奇縁・機縁・腐れ縁・悪縁・運命・縁・運・運勢・命運・天運・天命・巡り合わせ・回り合わせ・星回り・命数・暦数・宿命・宿運・定め・時運

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

しゅく‐えん【宿縁】

〘名〙 仏語。前世からの因縁。運命。宿因。しゅうえん。すくえん。

※菅家後集（903頃）叙意一百韻「反覆何遺_レ恨、辛酸是宿縁」

※浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵（1748）一〇「我々は娑婆の暇(いとま)。貴殿は残る此世の宿縁(シュクヱン)」 〔何承天‐答宗居士書〕

しゅう‐えん シウ‥【宿縁】

〘名〙 ＝しゅくえん（宿縁）

※蓮如御文章（1461‐98）一「かかる不思議の宿縁(しふえん)にあひまいらせて」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

宿縁
しゅくえん

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