デジタル大辞泉 「思う」の意味・読み・例文・類語
おも・う〔おもふ〕【思う/▽想う/▽憶う/▽念う】
1 ある物事について考えをもつ。考える。
㋐判断する。信じる。「これでよいと―・う」「そうは―・わない」「自分の―・ったとおりに行動しなさい」
㋑決心する。決意する。「新しく事業を始めようと―・う」「―・うところがあって酒を断つ」
㋒あやしむ。疑う。「変だと―・った」「そんなことがあるはずはないと―・っていた」
2 眼前にない物事について、心を働かせる。
㋐推量する。予想する。「この本はいくらだと―・うか」「―・わぬ事故」
㋑想像する。「―・ったほどおもしろくない」「夢にも―・わなかった」
㋒思い出す。追想する。回顧する。「亡き人を―・い悲しくなる」「あのころを―・えば隔世の感がある」
3 願う。希望する。「―・うようにいかない」「背が高くなりたいと―・う」
4 心にかける。心配する。気にする。「君のことを―・って忠告する」「このくらいの暑さは何とも―・わない」
5 慕う。愛する。恋する。「故郷を―・う」「心に―・う人」
6 ある感じを心にもつ。感じる。「別れは悲しいと―・う」「歓待されて心苦しく―・った」
7 表情に出す。そういう顔つきをする。
「もの悲しらに―・へりし
→考える[用法]
[可能]おもえる
[下接句]蚊の食う程にも思わぬ・人を思うは身を思う・人を人とも思わない・人を見たら泥棒と思え・
[類語](1)考える・思い巡らす(尊敬)