デジタル大辞泉 「意訳」の意味・読み・例文・類語 い‐やく【意訳】 [名](スル)原文の一語一語にとらわれず、全体の意味やニュアンスをくみとって翻訳すること。「こなれた日本語に意訳する」→逐語訳 →直訳[類語]訳・訳出・訳する・翻訳・適訳・名訳・抄訳・直訳・和訳・邦訳・完訳・全訳・誤訳・逐語訳・対訳・重訳・定訳・新訳・初訳・改訳・点訳・翻案・吹き替え 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「意訳」の意味・読み・例文・類語 い‐やく【意訳】 〘 名詞 〙 原文の一語一語にとらわれないで、全体の意味をくみ取って訳すこと。また、訳したもの。⇔直訳・逐語訳(ちくごやく)。[初出の実例]「翻訳の法に二種の別あり、一を対訳とし、一を意訳とす〈略〉意訳は専ら其文意を主とし、辞義に拘泥せざるなり」(出典:三兵答古知機(1856)訳例八則)意訳の語誌和製漢語と考えられる。「意訳」はすでに幕末の蘭学関係の書にも見られるが、当時は、「義訳」(「解体新書」凡例など)が一般的だったようである。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例