(読み)ホトホト

デジタル大辞泉 「殆」の意味・読み・例文・類語

ほと‐ほと【×殆/幾】

[副]
困り果てた、また、うんざりした気持ちを表す語。まったく。つくづく。「弟には―手を焼いている」
ほとんど。
「或いは稗史体と―相類似するものあり」〈逍遥小説神髄
すんでのことで。あやうく。
「帰りる人来たれりと言ひしかば―死にき君かと思ひて」〈・三七七二〉
[類語]本当にまことに実にしんまったくまさにまさしくひとえにせつげにすっかりつくづくうんざり全く以てなんとも実以てげんなりこりごり食傷へきえき閉口まっぴらい加減果てしない限りない本に現に真実真個真正正真しょうしん事実実際紛れもない他ならない有りのまま現実そのものしん以てかみ掛けてほんま正真正銘いかにも

たい【殆】[漢字項目]

人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]ほとんど
あぶない。あやうい。「危殆
[名のり]ちか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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