デジタル大辞泉
「程合」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ほどらい ほどらひ【程合】
〘名〙 (「ほどあい」の変化した語か)
① ちょうどよい程度。適度。また、単に、程度。ほどあい。
※
古今著聞集(1254)一六「わきまへのあるべきやう、
引出物のほどらひなどさだめて」
② 適当な時間。しおどき。ころあい。
※漢書帝紀抄(1477‐1515)武帝紀第六「売にも其ほと
らいがなうてはぞ」
※日本書紀兼倶抄(1481)「
倶舎に一弓を一時と云ぞ。一弓で
須彌山のほとらいをも云ぞ」
④
芸妓の花代を
計算する時、二時間以上の場合には、
線香は一時間ごとに一〇本の計算となるのに対して、二時間以内の場合には一時間につき一一本の計算とすること。
ほど‐あい ‥あひ【程合】
〘名〙 ちょうどよい程度。ころあい。ほどらい。
※舞正語磨(1658)中「
拍子のほどあひ乱拍子にあらず」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報