デジタル大辞泉
「近景」の意味・読み・例文・類語
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きん‐けい【近景】
〘名〙
※
富嶽百景(1939)〈
太宰治〉「近景の山々がその
両袖にひっそり蹲
(うづくま)って湖を抱きかかへるやうにしてゐる」
② 写真、絵画などで、
画面に見える、手前の方のもの。⇔
遠景。
※森の絵(1907)〈
寺田寅彦〉「森のはづれから近景へかけて石ころの多い小径がうねって」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
近景 ちかかげ
?-? 鎌倉-南北朝時代の刀工。
2代にわたり,国宝の太刀1口(ふり),重要文化財の太刀3口をのこしている。初代の銘は文保(ぶんぽ)-康永(1317-45)の年紀がみられる。銘は初代が「備州長船住近景」「備前国長船住近景」,2代が「備前国住長船近景」。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例