てこらさ(読み)テコラサ

デジタル大辞泉 「てこらさ」の意味・読み・例文・類語

てこら‐さ

照り映えて色つやの美しいこと。
「かの見ゆる池辺に立てるそが菊の茂みさ枝の色の―」〈拾遺・雑秋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「てこらさ」の意味・読み・例文・類語

てこら‐さ

〘名〙 (「さ」は接尾語) 色濃く照り映えて美しいさま。
※拾遺(1005‐07頃か)雑秋・一一二〇「かの見ゆる池辺にたてるそが菊のしげみさえだの色のてこらさ〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android