ガルサン症候群(読み)ガルサンしょうこうぐん(英語表記)Garcin's syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガルサン症候群」の意味・わかりやすい解説

ガルサン症候群
ガルサンしょうこうぐん
Garcin's syndrome

おもに頭蓋底に発生した悪性腫瘍によって広汎に片側脳神経がおかされ,一側性に脳神経総麻痺をきたしたもの。 1927年にフランスの神経外科医 R.ガルサンが片側性脳神経総麻痺症候群と名づけたが,のちにガルサン症候群と呼ばれるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android