事しも(読み)コトシモ

デジタル大辞泉 「事しも」の意味・読み・例文・類語

こと‐し‐も【事しも】

[副]《名詞「こと」+副助詞「し」+係助詞「も」から》ちょうど。あたかも。まるで。呼応の副詞のように、下に「如く」「ように」などの語をとることが多い。
聖人、―我が父母ぶもなどの病まんを歎かむが如く歎き悲しみて云はく」〈今昔・一二・三五〉

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