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副詞 ふくしadverb

翻訳|adverb

5件 の用語解説(副詞の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

副詞
ふくし
adverb

品詞の一つ。おもに動詞,形容詞,副詞を修飾して,それらの意味に様態や程度などのうえでの制限を加える働きをもつ。英語の He can run very fast.で veryは fastを修飾し,fastは (very fastという句で) runを修飾する副詞。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ふく‐し【副詞】

品詞の一。自立語活用がなく、主語にならない語のうちで、主として、それだけで下に来る用言を修飾するもの。事物の状態を表す状態副詞(「はるばる」「しばらく」「ゆっくり」など)、性質・状態の程度を表す程度副詞(「いささか」「いと」「たいそう」など)、叙述のしかたを修飾し、受ける語に一定の言い方を要求する陳述副詞(「あたかも」「決して」「もし」など)の3種に分類される。なお、程度副詞は、「もっと東」「すこしゆっくり」のように体言や他の副詞を修飾することもある。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

副詞【ふくし】

品詞の一種。日本語では,独立して一文節をなす語で,活用がなく,主として用言または述語を修飾する。〈はっきり〉など事物の情態を表し動詞を修飾する情態副詞,〈ちょっと〉など事物の性質・情態の程度を表し形容詞・形容動詞を修飾する程度副詞,〈決して〉など述語の陳述にかかる陳述副詞に3分される。
→関連項目日本語

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大辞林 第三版の解説

ふくし【副詞】

品詞の一。自立語で活用がなく、主語・述語になることのない語のうち、主として連用修飾語として用いられるもの。「非常に」「大変」「全然」などの類。どのような語を修飾するかで、状態副詞(すでに・ゆっくり・ひらひら)・程度副詞(もっと・非常に・すこし)・陳述副詞(とうてい・なぜ・まるで)などに分類される。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

副詞
ふくし

品詞の一つであるが、他の品詞との境界が不鮮明である。言語により状況が異なるので、以下日本語についてのみ述べる。[国広哲弥]

機能

動詞修飾「ゆっくり歩く」。形容詞修飾「とても美しい」。副詞修飾「なるべく早く」。文修飾「たしかにあの人です」。名詞修飾「すぐ上、もっと右、たった一つ、ずっと以前」。「の」を介して名詞につく「まさかの時、あいにくの雨、突然のお願い」。「だ・か」などの前で述語となる「あいにくだね、まだか」。次に「結果の副詞」という現象がある。「黒く染める、ぼろぼろ裂く」。「穴が大きくあく」は「結果の形容詞」と関連している。「大きな穴があく」。[国広哲弥]

意味的分類

伝統的には3分法が行われているが、これに入りきらない語もある。(1)情態副詞「わざわざ、ゆっくり、こんがり」。擬声語・擬態語。(2)程度副詞「もっと、やや、随分、大変、すごく」。(3)陳述副詞「けっして、おそらく」。これは叙述副詞、呼応副詞ともよばれる。伝統的にはここに入れられているが、「どうぞ、ぜひ、なぜ、もし、まるで」などは異質である。[国広哲弥]

語形的分類

単一語「ゆっくり、かつて」。畳語形「ひとりひとり、泣く泣く、道々」、多くの擬声語・擬態語。名詞形「きょう、先月、春、連日」。数量詞「三つ買う」。「―に」「非常に、にわかに」。「―と」「ぴたりと」。語によっては「に・と」両方がつく「自然に・と、段々に・と」。形容詞・動詞連用形「よく、早く」「急ぎ帰国する」。動詞連用形+「て」「あわてて、いそいで」。句からの転化「思う存分、ことによると、九分通り」。[国広哲弥]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の副詞の言及

【修飾語】より

…しかし〈ある(人)〉〈この(本)〉などの修飾語は被修飾語の体言を外面的に特定化するのみであって,ここに用いられる連体詞なるものは連体修飾語たることを唯一の機能とする品詞である。 一方,連用修飾語たることを本来の機能とする品詞は副詞であるが,そのうち〈ゆっくり(歩く)〉などの状態副詞は,連用修飾語として用いられた形容詞・形容動詞(各副詞形),動詞(+助動詞・助詞)などと同様に,自らある性質・状態を表して,被修飾語である動詞の動作の様態を説明する。これに対し〈はなはだ(美しい)〉〈もっと(ゆっくり)〉などの程度副詞は,被修飾語の表す性質・状態の程度を示す。…

【助辞】より

…これに対して〈虚詞〉は単独ではそのような具体的なイメージをもたらさない。その表す意味は〈空霊〉で,実詞のはたらきを助けて話者の意志または情念を伝達するものであり,副詞や連詞や介詞や語気助詞(単に〈助詞〉と呼ぶ人がある)などがこれに属する。日本の漢学者のいう〈助字〉の範囲はいっそう広く,代名詞などをも含めることがある(中国の学者にも同様の説をなす人があった)。…

【品詞】より

…日本語でよくいわれる助動詞(〈タ〉とか〈レル,ラレル〉)は,確かにある範疇を形成しているようであるが,その内部にいくつかの下位範疇が(しかも,数少ない単語を分け合う形で)存在していると思われる。
[副詞]
 動詞を中心とした述語のあらわす運動・動作などの様態や,起こった(起こる)時刻,場所などをはっきり表す単語が一つの範疇を形成する場合,〈副詞〉という名称が与えられることが多い。ただし,そうした事象の表し方は言語によってかなり変異しうる。…

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