勒韻(読み)ろくいん

精選版 日本国語大辞典 「勒韻」の意味・読み・例文・類語

ろく‐いん ‥ヰン【勒韻】

〘名〙 はじめに韻を分け定めて詩をつくること。たとえば平声東韻で中・翁・風・空というように、一韻の中で数個の字を取り、その字の次第順序を定め、その順のままに一編の詩をつくること。
作文大体(1108頃か)「勒韻事 無題詩多有勒韻、而句題勒韻之例、春浅帯軽寒題、勒初余魚虚

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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