呉鼓(読み)クレツヅミ

デジタル大辞泉 「呉鼓」の意味・読み・例文・類語

くれ‐つづみ【呉鼓/腰鼓】

呉楽くれがくに用いた鼓。ひもで首から掛け、腰のあたりに横につるして両手で両鼓面を打ち鳴らす。腰鼓ようこ。くれのつづみ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「呉鼓」の意味・わかりやすい解説

呉鼓
くれつづみ

腰鼓」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の呉鼓の言及

【腰鼓】より

…また腰鼓は,腰のあたりにつけて打つ鼓という意味からきたものともいわれ,これには円筒形の胴のものと細腰の胴のものと両種ある。腰鼓を〈くれつづみ〉〈くれのつづみ〉と訓じて,日本の伎楽(呉楽)の呉鼓(くれつづみ)を意味することもある。【三谷 陽子】。…

【鼓】より

…腰鼓は腰に下げる細腰鼓で,両手で打った。日本に7世紀初めに伝わり,呉鼓(くれのつづみ)として伎楽に用いたが,絶えた。一鼓,二鼓,三鼓,四鼓は日本に奈良時代,唐楽(とうがく)用として伝わった。…

【腰鼓】より

…また腰鼓は,腰のあたりにつけて打つ鼓という意味からきたものともいわれ,これには円筒形の胴のものと細腰の胴のものと両種ある。腰鼓を〈くれつづみ〉〈くれのつづみ〉と訓じて,日本の伎楽(呉楽)の呉鼓(くれつづみ)を意味することもある。【三谷 陽子】。…

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