堯風(読み)ぎょうふう

精選版 日本国語大辞典 「堯風」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐ふう ゲウ‥【堯風】

〘名〙 (「堯風舜雨」「舜日堯風」などの形で) 古代中国の聖天子、堯と舜の二帝仁徳があまねく行きわたったことを、風雨の恵みや、日が輝き風の静かなことにたとえていう語。転じて、天の恵みの順調な、太平の世のさまにいう。
実隆公記‐文明七年(1475)正月朔日「天顔快晴、舜日影明堯風声静、万国無為之春」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android