天飛ぶや(読み)アマトブヤ

デジタル大辞泉 「天飛ぶや」の意味・読み・例文・類語

あまとぶ‐や【天飛ぶや】

[枕]
空を飛ぶ雁の意から「かり」、また地名の「かる」にかかる。
「―かるみちは」〈・二〇七〉
うち振る領巾ひれが空飛ぶ雲に似るところから、「ひれ」にかかる。
「ひさかたの天の川原に―領巾片敷き」〈・一五二〇〉

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