幽閑・幽間(読み)ゆうかん

精選版 日本国語大辞典 「幽閑・幽間」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐かん イウ‥【幽閑・幽間】

〘名〙 (形動) 奥深くて静かなこと。静かで落ち着いていること。暗くて静かなこと。また、そのさま。
文華秀麗集(818)上・春日嵯峨山院〈嵯峨天皇〉「此地幽閑人事少、唯余風動暮猿悲」
※高野本平家(13C前)四「故亭幽閑(ユウカン)寂莫の御すまひ」 〔顔延之‐秋胡行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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