御堂関白（読み）ミドウカンパク

デジタル大辞泉

みどう‐かんぱく〔みダウクワンパク〕【御堂関白】

藤原道長の通称。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

みどう‐かんぱく みダウクヮンパク【御堂関白】

藤原道長の異称。

出典　精選版 日本国語大辞典

世界大百科事典（旧版）内の御堂関白の言及

【藤原道長】より

…以後，一条･三条両朝にわたり，関白に準ずる内覧の臣として天皇を補佐し，一上（いちのかみ）(首席公卿)として廷臣を率いて公事･政務を奉行し，その権勢は摂政･関白と異ならずと評された。〈御堂関白〉の称の生まれたゆえんである。一方，999年(長保1)女彰子(上東門院)を一条天皇の後宮にいれ，すでに兄道隆の女定子が后位を占めていたにもかかわらず，翌年彰子を皇后に立て，2人の妻后が併立する新例を開いた。…

※「御堂関白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」