手を翻せば雲となり手を覆せば雨となる(読み)テヲヒルガエセバクモトナリテヲクツガエセバアメトナル

デジタル大辞泉 の解説

ひるがえせばくもとなりくつがえせばあめとなる

杜甫「貧交行」から。手のひらを上に向けると雲がわき、手のひらを下に向けると雨が降る意》人情が変わりやすく、頼みがたいことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例