油火(読み)アブラビ

デジタル大辞泉 「油火」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐び【油火】

油に灯心を浸してともす火。ともしび

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「油火」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐ひ【油火】

〘名〙 (「あぶらび」とも) 灯心に油を浸してともす火。ともしび。灯火
万葉(8C後)一八・四〇八六「安夫良火(アブラひ)の光に見ゆる我がかづらさゆりの花のゑまはしきかも」

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