灯心(読み)とうしん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

灯心
とうしん

灯火の芯。灯火には初めは油を含ませたものを燃やしたが,のちに灯を利用することが発明された。麻や綿の布を細かく裂いたものや糸を束ね,毛管現象を応用して油をしみこませて,その先端に点火する。また藺草 (いぐさ) を蒸し,そのなかごを取出して心に用いることもあり,このために草を灯心草ともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

とう‐しみ【灯心】

《「とうじみ」とも》「とうしん(灯心)」に同じ。
「髪は―を戴きたるやうにて」〈今昔・二九・二六〉

とう‐しん【灯心/灯芯】

行灯(あんどん)・ランプなどの芯。灯油に浸して火をともすひも状のもの。綿糸などを縒(よ)り合わせて作る。

とう‐すみ【灯心】

《「とうしみ」の音変化》「とうしん(灯心)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の灯心の言及

【イグサ(藺草)】より

…イとも呼び,茎を畳表や花むしろの材料とするために栽培もするイグサ科の多年草(イラスト)。茎の髄を灯心として利用したところからトウシンソウの名もある。
[形状]
 1株に多数の細い茎が立つ。…

※「灯心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

エクストリーム出社

「エクストリーム出社」とは、早朝から観光、海水浴、登山などの遊びやレジャーを楽しんだ後、定刻までに出社する新しい通勤スタイルのことです。日本エクストリーム出社協会では、これを“エクストリーム(「過激な...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

灯心の関連情報