玉せせり(読み)たませせり

精選版 日本国語大辞典 「玉せせり」の意味・読み・例文・類語

たま‐せせり【玉せせり】

〘名〙 =たまとりまつり(玉取祭)①《季・新年》 〔風俗画報‐二二四号(1901)諸国正月行事〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の玉せせりの言及

【裸祭】より

…裸祭には,みそぎによって生まれ変わることをめざすものと,競技を行うことで年占を行うものが多い。有名な裸祭には,岩手県水沢市の黒石寺の蘇民祭(旧正月7日),愛知県稲沢市の尾張大国霊神社の儺追(なおい)神事(国府宮の裸祭,旧正月13日),岡山県西大寺の会陽(えよう)(旧正月14日),福岡県の筥崎(はこざき)宮の玉取祭(玉せせり,正月3日)などがある。これらは冬の裸祭で,競技を行って年占をする形のものが多い。…

※「玉せせり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android