盲が杖に離れたよう(読み)めくらがつえにはなれたよう

精選版 日本国語大辞典 「盲が杖に離れたよう」の意味・読み・例文・類語

めくら【盲】 が 杖(つえ)に離(はな)れたよう

頼りとするもののないことをたとえていった。めくらの杖を失うが如し。
※歌舞伎・梅雨小袖昔八丈(髪結新三)(1873)序幕「お前に先へ行かれては何のことはない盲(メクラ)が杖(ツエ)に放(ハナ)れたやうなもの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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