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ハナ ハナHanna, Marcus Alonzo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハナ
Hanna, Marcus Alonzo

[生]1837.9.24. オハイオ,ニューリスボン
[没]1904.2.15. ワシントンD.C.
アメリカの実業家,政治家。共和党の実力者。クリーブランドの鉱山主で,銀行,運輸業などで巨利を得た。オハイオ州政界の実力者にのし上がり,1888年以後特に高率の保護関税を推進する共和党の W.マッキンレーと結び,巨額の選挙費用を援助して,96,1900年のマッキンレーの大統領当選に最大の貢献を果し,共和党のボスとなり,連邦上院議員もつとめた (1897~1904) 。また S.ゴンパーズの協力を得て,労働運動の左傾化を防ぎ,労使協調の思想を広めるための名士たちの団体「全国市民連合」をつくって委員長となり,労働組合の右傾化と社会主義者の排除をはかった。 W.マッキンレー大統領暗殺 (01.9.6.) 後の T.ルーズベルト政権下でも共和党の実力者として勢力をふるった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハナ【Marcus Alonzo Hanna】

1837‐1904
アメリカ合衆国の実業家,政治家。オハイオ州生れ。1897‐1904年連邦上院議員。共和党のオーガナイザーとして1891年と93年にW.マッキンリーをオハイオ州知事に,96年と1900年には共和党全国委員長として大統領に当選させる。マッキンリー,T.ローズベルト両大統領の最高顧問および上院議員としてトラストを擁護し,大企業の利益を代弁。対外問題では帝国主義政策を支持する一方,労働問題では労使協調を唱えた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハナ
はな
Marcus Alonzo Hanna
(1837―1904)

アメリカ合衆国の実業家、政治家。9月24日オハイオ州に生まれ、実業家として活躍。政治にも関心を示し、同州の政治家W・マッキンリーを後援し、鋭敏で巧妙な政治力を発揮し、1896年その共和党大統領候補指名を実現した。大統領選挙においては、共和党全国委員長として陣頭指揮をとり、企業や実業人から巨額の選挙資金を集め、空前の大量宣伝を繰り広げ、マッキンリー(第25代、在任1897~1901)の当選を勝ちとった。97年連邦上院議員に選出された。1900年の大統領選挙でも指揮をとりマッキンリー再選を果たした。ハナは、確かに実業利益の擁護者であったが、一方において労働者の組織権を支持し、労使紛争の仲裁制度を提唱、1900年に結成された全国市民連盟National Civic Federation(実業、労働、公益の三者の代表よりなる労使協調組織)でも中心的役割を果たした。[横山 良]

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世界大百科事典内のハナの言及

【削掛け】より

…ヌルデ,柳などの木を,花搔き(はなかき)という鉤形の小刀で表皮を薄く細長く途中までそぎ削り,これをちぢらせて花のようにしたもの(イラスト)(イラスト)。ハナ,ホダレなどともいう。小正月に神棚や戸口,神社などに飾るが,花が開き,穂が垂れた形には一年の豊作を予祝する意味がこめられている。…

※「ハナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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