デジタル大辞泉
「石で手を詰める」の意味・読み・例文・類語
石で手を詰・める
動きがとれない。進退きわまる。
「石で手詰めた貧の病」〈浄・忠臣講釈〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
いし【石】 で 手(て)を詰(つ)める
動きのとれないこと、進退きわまること、また、貧乏で動きのとれないことのたとえ。
※俳諧・毛吹草追加(1647)上「石で手やつめし岩間のかき蕨
(わらび)〈
保友〉」
※浄瑠璃・太平記忠臣講釈(1766)七「常の薬の才覚さへ、石(イシ)で手詰(テヅ)めた貧の病」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報