空走感(読み)クウソウカン

デジタル大辞泉 「空走感」の意味・読み・例文・類語

くうそう‐かん【空走感】

自動車ブレーキペダルを踏んだときに、一瞬ブレーキが利かずに走行する感じ。
[補説]平成21年(2009)末、トヨタ製ハイブリッドカー新型プリウスに発生したブレーキの不具合を表す語。濡れたり凍ったりして滑りやすくなった路面を低速走行中にブレーキを踏むと、ABSアンチロックブレーキシステム)が作動することで空走感が出るとトヨタ側は説明した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android