笹枕(読み)ササマクラ

デジタル大辞泉 「笹枕」の意味・読み・例文・類語

ささ‐まくら【×笹枕】

草枕くさまくら」に同じ。
「これもまたかりそめしの―一夜の夢の契りばかりに」〈俊成卿女集〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「笹枕」の意味・読み・例文・類語

ささ‐まくら【笹枕】

〘名〙 (笹を枕として寝るという意で) 旅寝すること。草枕
※前田本枕(10C終)三〇四「おもひだにかからぬ山のささまくらたれかいぶきの里はつげしぞ」

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