紙子着て川へはまる(読み)かみこきてかわへはまる

精選版 日本国語大辞典 「紙子着て川へはまる」の意味・読み・例文・類語

かみこ【紙子】 着(き)て川(かわ)へ=はまる[=はいる]

(「はまる」は落ちこむ意) 無分別な事、無謀な事をしてみずから破滅を招くことのたとえ。紙子着て川立ち。紙子の水かけあい。
浄瑠璃女殺油地獄(1721)下「紙子きて川へはまらふが、油塗って火にくばらふが、うぬがざんまい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報